手紙人 No.047
江藤進平 / Shinpei Eto
「あの世の父母へ」

    私しの父は83才で亡しましたが、
    私しに対して数々の「教」へを残してくれました。
    一つとって特に人に対して、食事の「はし」を手にし
    交さして「人」はささえあってこそ自分は成長するものであり、
    「人」の大切さを教えてくれました。

    「母」は数々の教えの中から、ある日寒風吹きすさぶ冬の日、
    私の手をとりながら麦ふみをしながら、
    こうして麦はしっかりと根を地中につける為にする事を教えて
    母の手の暖かさを忘れる事は出来ません。

    同じ年代になりながら自分は何を残すことが出来るか
    日々の考えている次第です。

    江藤進平 S.17.8.17生 山の手町十一ー十八







    手(hand)
    右利き(油性ボールペン / HAUSER [No.38])





    紙(paper)
    亡くなった両親宛(コピー用紙 / KOKUYO [KB用紙 A4])





    人(person)
    江藤進平(75歳 / 自治委員)


    入筆時間
    30分
    好きな言葉
    我事において弁解せず
    好きな本
    松原泰道全般
    最後に手紙を書いたのは?
    1ヶ月前に友人宛に。
    手紙人になった感想
    あの世の父母へ感謝の気持ちを込めて。


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