手紙人 No.014
天谷 窓大 / Souta Amaya
「大切な五年後の自分へ」

    本当に、五年先にどうなってるかなんてわからないもんですね。

    あなたに奥さんがいるなんて五年前には全く想像できませんでした。
    何か気になるものがあると飛んでいってしまって、落ち着きがなくて、いつも一杯一杯なあなたを伴侶に選んでくれる人がいるなんて。
    自分のことながら、本当によかったね。

    忙しさにかまけて全然話せていなかった両親にも逆転ホームランの幸せをあげられて、本当よかった。

    あなたのいいところは、物事にしても人にしても、すぐ好きになることだ。
    不安も多かったけど、いつも最終的にあなたを導いてくれたのは、あなたが大好きな人だったね。

    ここから今のあなたの元へ行くまで五年ほどかかるけど着いたら、思い出話を聞かせて下さい。

    天谷窓大






    手(hand)
    右利き(ボールペン / ZEBRA clip-on)





    紙(paper)
    五年後の自分宛(レターセット / (財)日本地図センター「マップMEMO」)





    人(person)
    天谷窓大(30歳 / ライター、プランナー)


    入筆時間
    20分
    好きな言葉
    餅は餅屋
    好きな本
    尾辻克彦「肌ざわり」
    最後に手紙を書いたのは?
    2週間ほど前、仕事でお世話になった方に。
    手紙人になった感想
    キーボードでは簡単に打てちゃう言葉ですが、いざ手で書くと、すごく慎重になりますね。ウソが書けない。
    なんだかここ最近で一番正直になれたかも。あと、僕の字、汚すぎですね。
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